こんにちは、ヒーリングサロンHOOLOLIの稲月シロです。
みなさんは、家族との時間をどのように感じていますか？ それは温かく穏やかなものかもしれませんし、少し距離を感じるものかもしれません。どちらにせよ、家族とのつながりは、私たちの人生においてとても大切なテーマです。
今日は、少し個人的な話をさせていただこうと思います。
ども時代の記憶
私は、いわゆる「アダルトチルドレン」でした。両親は仕事がとても忙しく、私と過ごす時間はほとんどありませんでした。両親は私を愛してくれていたのだと思います。ただ、その愛情が目に見える形で伝わることは少なく、私は自然と「物分かりの良い子」を演じるようになっていました。
元々、前世の記憶のようなものをうっすらと感じていた私には、大人たちの事情や社会の仕組みが、なぜか幼い頃から理解できていました。それゆえ、両親に迷惑をかけないように、そして期待に応えられるように、弟の世話をしたり、自分の感情を押し殺したりして過ごしていました。
両親のことを尊敬し、感謝もしていましたが、深い部分では信用や信頼を築けていなかったのだと思います。家族と一緒にいてもどこか安心できず、心のどこかで「満たされない想い」を抱えていたのです。
家族愛がもたらす癒し
そんな私が、大人になってから気づいたのは、「家族愛」は形や関係性だけで語れるものではないということです。たとえ家族との距離を感じていても、そこに温かさを求める心がある限り、愛のエネルギーは私たちを見守り、導いてくれるのだと思います。
映画や本などで「家族愛」をテーマにした物語を目にすると、私の心は強く揺さぶられます。涙が止まらなくなることもあります。それは、きっと私自身がずっと求めていたものだからでしょう。心の深い部分で癒しを求めている証なのかもしれません。
もし、私と同じように、家族との関係に距離を感じたり、寂しさを抱えたりしている方がいるならば、どうか知ってほしいのです。その寂しさや孤独感を感じているあなた自身が、「愛を求める力」を持っているのだということを。
癒しの道しるべ
幸いにも、私は前世の記憶やスピリチュアルな感覚に助けられてきました。そのおかげで、心の中にある「安全な場所」を見つけることができたのです。それは、物理的な場所ではなく、自分自身が自分を癒す力を持っていると気づくことから始まりました。
「愛されていなかった」と感じる人にも、必ず愛は届いています。それが見えにくい形であったとしても、その存在を信じることで、心の癒しは少しずつ進んでいきます。
家族に対する思いや、自分自身が求めている愛の形を、少しだけ見つめ直してみてください。そこには、きっと新たな気づきや癒しのヒントが隠されています。そして、それがヒーラーとしての自分を整え、より多くの人を癒す力へとつながるのだと思います。
今日は少し感傷的なお話になってしまいましたが、これを読んでくださる方の心に、少しでも温かい光が届きますように。私自身も、皆さんと共に癒しの旅を続けていきたいと思っています。
稲月シロ
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